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TIPS &
TECHNIQUES ボディペイントの基礎知識 |
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●マスキング前にボディマウント位置とホイルハブ位置に印をつけておくと良いでしょう。 |
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●塗装面に(塗装する直前に)ポリカーボネート用クリアスプレーを噴いておくと静電気防止及び塗料が剥がれ難くなります。 |
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●ファスカラーを希釈(薄める)する場合は水またはファスシンナー(40201希釈専用剤)※1を使います。目安となる希釈率及びエアコンプレッサーの空気圧は【表1】のようになります。
【希釈率及びエアコンプレッサーの空気圧適合表※2
】
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希釈率 |
空気圧 |
基本色 |
塗料5:水3以下 |
1.0kg〜1.5kg |
蛍光色 |
塗料5:水2以下 |
1.0kg〜1.5kg |
メタリック色 |
塗料5:水2 |
2.0kg以上 |
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※1.希釈には水、またはファスシンナーを使用してください。ファスシンナーは希釈専用剤ですので、水で希釈するよりも塗料をより滑らかし、乾燥時間も短くします。 ※2.ファスカラーは色の種類(基本色、蛍光色、メタリック等々)及びコンンプレッサーのパワーにもよりますが、広い面積をベタ塗りする場合などは原液のままスプレー出来ます。細かい作業の場合はコンプレッサーのエア圧が低くなる為、希釈した方が良い結果が得られる場合があります。希釈率に関しては上記の表を参考にしてください。この希釈率はあくまで目安であり、お使いのコンプレッサー、エアブラシ、その他季節、天候、湿度によって変化しますので徐々に希釈しながらベストな状態を見付けてください。
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●グラデーションを入れる場合は濃い色から明るい色の順番で塗るのが理想的です。 |
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●裏打色はホワイトは発色が良くなり、更にブラックを裏打ちすることで更に発色、深みが増します。蛍光色及び半透明色はホワイトの裏打ちが良いでしょう。メタリック色はブラックの裏打ちで重厚感を出せます。 |
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●塗料がはみ出した場合は乾燥後にツマヨウジやカッターの先端で削るように、剥がして下さい。 |
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●塗装終了後、GPカーのボディは燃料が塗装面に与えるダメージが深刻な為にファスコート※
での裏打ちをお勧めします。 ※ファスコートは大き目のハケで塗って下さい。またEPカーでも雨天の走行や水溜りでドライブする場合もファスコートで大切な塗装面を保護することをお勧めします。 |
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